創作三国、戦国、七福と日常のことなど。
がつんと女性向です。
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「本当に好きなら、守る事と信じること」
目の前の彼は柔らかく微笑んだ。
さら、と風になびく髪が光を弾いて眩しく揺れる。
「頭では、理解してるけど」
「不安?」
「…何もしないで、ただじっと無事に戻ってくるのを待つのは、落ち着かなくて」
「ほんっと…兄様の血筋だよね…」
そう言われ、おもむろに頭を撫でられた。
「…ちょ…叔父上…」
「…彼は強いよ。…策以上にね」
だから、策も強くなりなさい。と。
微笑みは相変わらず。
けれど、どこか強くて芯のある言葉で。
流石だと、思った。
孫静と孫策のお話だったはずでした。
何か色々おかしかったので…。
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